マンションの管理状況を知ることがいかに大事か

来週の取材に向けての準備

来週、ホームインスペクターのメンバーでとある取材を受けることになりました。

その際に使用させてもらう区分のマンションの所有するインスペクターの方から【管理規約】・【重要事項調査報告書】を見て、インスペクターとしてマンションの管理状況について、どのようなアドバイスをした方がいいのかと相談を受けました。

そのような話を受けて、私は、いつものように謎解きが始まりますがマンション管理士の仕事は基本的には「管理組合向けのアドバイス」がとなります。ただ、その前の「購入予定者」の方へ向けてもお伝えできることはたくさんあると思います。

例えば、マンションのパンフレット・長期修繕計画・管理規約・重要事項調査報告書・総会議事録を見て、「修繕積金の目安の金額」・「大規模修繕工事の予定の確認」・「理事会の運営状況・「滞納者の対応状況」等、ここに挙げるだけでも足りないくらい、まだまだありますが、管理会社に聞くとわかることも重要事項調査報告書に記載されていること以外にもたくさんあります。

100%わからないとしても、購入する判断時にその方にとって重要な事項があればお客様に確認し、に知ってもらい、納得の上でマンションを購入をしてほしいと思います。

「こんなはずじゃなかった!!」ということを減らすのが、私たちインスペクターの役目であると感じております。その他、インスペクターとしてできることをメンバーで作っていきたいと思いました。

来週に向けて、着るものを考えたり、持ち物や準備するものの確認をして来週に臨みたいと思います。

マンションを購入される方へ、おすすめしたいサービス

Twitterでも大人気の不動産会社社長のかなこさん。彼女は、マンションの管理の把握の重要性をとても理解してくださる方です。

かなこさんの仲介するマンションの管理状況についてご依頼があれば、報告書を作成させていただいています。是非、仲介される不動産会社の方にこのサービスを活用していただきたいなと思います。マンションは、【建物・設備】の管理はもちろんのこと【管理組合の運営】も同じくらい大事です。管理組合が主体性をもって継続的に管理をしていかないと最終的には無関心の「管理不全」のマンションになってしまいます。そうならないために、マンションの管理状況の現状把握はとても重要なことです。

マンションの管理をするのは管理会社だけではありません。区分所有者からなる管理組合が主体となって行います。マンションの資産価値を下げないためにも、マンションの購入を検討する方には「マンションの管理」にもっと興味を持っていただけると嬉しいと思います。

ただ、そうはいっても区分所有者の方々は本業があり、日々忙しいです。そのような状況でも継続性をもってお手伝いができるのが私たち、マンション管理士です。その、「マンション管理士」の存在も多くの方に知っていただきたいと思います。

そして、第3者性のあるインスペクターとマンション管理士の資格は相性の良い組み合わせだと思ってます。この資格を活かして何か喜んでいただけることを日々仲間と考えていきたいです。不動産を通して私にもまだまだできることはある!と思って、日々過ごしていきたいです。

本日もお疲れ様でした!

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