外部管理者方式の規約

総会に向けて規約案の準備中
本日は週末に理事会のあった管理組合の総会承認に向けての規約の最終版の確認と議事録案の作成を行いました。ポイントとしては管理組合が主体性をもって運営できるかがポイントなのかなと思います。最近は、新築マンションでも理事会のない外部管理者方式等(管理者=理事長)が少なくありません。管理会社が管理者になっていることが多いですが、管理規約を見ると複雑なルールがたくさんあります。管理者を変更したい、理事会方式に戻したいというときに変更できない規約は大変怖いと思います。そうならないよう、今回の案は管理者の任期を1年として、理事会を廃止するのではなくいつでも管理者方式から理事会の方式に戻せる規約案を作成しました。こうすると管理組合の状況によって主体性を持った運営ができますでぜひ取り入れていただきたいと思いました。
そのほか注意してみなくてはいけないのが、最近申請が増えている「マンション管理計画認定制度」。申請するにあたり標準管理規約に準拠していなければ合格できていないのでマンションを購入する際にご自身が購入するマンションがどんな管理をしているかよくよく理解して購入することをお勧めしたいと思っています。評価制度は参加することがとても大事で、たくさんのマンションが認定されて資産価値が上がるように比較されることも買う側、売る側はもちろんの終の棲家として生活されている方の感じる居住価値も大変大切です。
細則改正の依頼も
最近管理規約や細則の改正のお手伝いを色んな形で携わらせていただいています。本日もいくつかの細則の見直し業務の依頼を受けました。来年は区分所有法の改正や改正に伴った標準管理規約の改正もあるようですので現在お世話になっている管理組合の全面的な見直しも始まる予定です。携わるマンションごとに細則は色んなルールがあるので大変勉強になります。と同時に苦手なWordのレベルアップも図れていると思いますので、便利な機能を使って効率化も図りたいと思います。