現状を知ることの大事さ

今日も多くの資料の確認をしました
マンション管理士は独占業務というものがありませんが、日新火災のマンション管理適正化診断サービスや新築の分譲時点での管理規約の案や長期修繕計画の案の内容も重要であるため、「マンションの管理の適正化の推進を図るための基本的な方針」においては、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部を改正する法律」に基づくマンションの管理計画認定制度に加えて、新築分譲マンションを対象とした管理計画を予備的に認定する制度もあり、そんな業務も携わらせていただいています。少し話が難しくなりましたが、マンションの管理は多岐にわたって色んな情報があるので、本日は資料を基にマンションの管理状況の確認する業務を行いました。この業務を行うには、マンション管理士であってもマンション管理士会独自の資格が必要です。ある意味、マンション管理士の実質的には独占業務といえるのではないかと思います。
マンションは奥が深い
マンションを購入する時も大変重要なのですが、そのマンションの「今」を知ることです。最近は「マンションは管理を買え」と言われることが多くなりました。分譲マンションは合意形成をして物事を決めていく団体なので、法律も絡んできますし、そのマンションの独自のルールや修繕計画等同じようで違います。管理規約も基本的には国交省が作成している標準管理規約に準拠していれば問題がないと言われていますが、竣工当時の管理規約を今の社会情勢に合わせて、ニーズにこたえて改定をしているのか?いないのか?長期修繕計画でも、修繕積立金が足りている計画なのか?そろそろ値上げするタイミングなのか?見直す時期なのか?など、最近社会的に物価上昇もあるので資金計画も大幅に変わっていく可能性があります。その他にも最近では理事会のない、外部管理者方式と呼ばれる第三者が管理者になる方式のマンションが増えてきています。このように、自分の購入したいマンションや住んでいるマンションの「今」を知るということは大変重要です。仲介をする際も、きちんと説明することが大事であるなと日々感じます。